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映画版「空飛ぶタイヤ」感想

アマゾンプライムビデオで長瀬智也主演の空飛ぶタイヤを視聴。

(今現在、登録から30日間は無料で見ることができます)

アマゾンプライムビデオで視聴する

 

まずは概要、、、(タイトル〜あらすじ迄、アマゾンプライムビデオより引用)

タイトル  空飛ぶタイヤ

ジャンル  ドラマ

監督    本木克英

主演    長瀬智也, ディーン・フジオカ, 高橋一生

あらすじ

ある日突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、車両の欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社のホープ自動車カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)に再調査を要求。同じ頃、ホープ銀行の本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は、グループ会社であるホープ自動車の経営計画に疑問を抱き、独自の調査を開始する。それぞれが突き止めた先にあった真実は大企業の“リコール隠し”―。果たしてそれは事故なのか、事件なのか。

原作は半沢直樹シリーズや下町ロケットで有名な池井戸潤先生です。この人はほんと大企業と戦うの好きだよなぁ笑

先生が三菱銀行出身なのもなんだか因縁めいた物を感じてしまいます。

 

あらすじは上にもあるように、トラックの脱輪事故から始まります。走行していたトラックのタイヤが突然外れ、それはただ歩行者用道路を歩いているだけだった母子に向かってい、そして母親が……

みなさん知っていると思いますが、この話にはベースとなる実際の事件があります。某財閥系の自動車会社が行なっていた大規模なリコール隠し(事件)です。

今から免許をとるような年齢の方には想像できないかもしれませんが、僕が免許を20歳で取得して、さぁ車を買おうって時に親からここの車は絶対買うな!と言われたことを思い出しました…笑

 

赤松運送の社長(主人公)を演じた長瀬さんは渋カッコいいよなぁ。ガッチリした体格なので作業着も似合う。そして妻役の深キョンがめっさ可愛い!めっさ可愛い!(2回言いました)ちょい役ですが、シリアス100%のこの映画の華となる貴重な存在です。

ただ…ケチつける訳じゃないんですけど、長瀬さんは一人の人間として完成されすぎてて(オーラがすごくて)全然そこらの中小企業の社長って感じではないです笑

中盤くらいから周囲の状況がどんどん悪化していき、悲壮感漂ってくるのですが、長瀬さんドッシリ構えすぎ(ているように見える)。もっとくたびれてる人が社長でもよかった気もしますね!

 

ホープ自動車側の販売部カスタマー戦略課長の沢田はディーン・フジオカさんが見事に演じきっています。大企業で働く人間の気持ち、出世欲、正義感が見事に混ざりあった演技でした。最後まで赤松社長と馴れ合わないのも良かった。あと、沢田さんの自室はちょっと鼻につきます笑

 

高橋一生さんはホープ銀行の営業(融資担当?)として出演。主演と言う風に紹介されているんですが、この映画ではちょい役かなぁ?原作もドラマも見ていないので、憶測ですが、本来はもっと出番や見せ所がある役なんだと思われます。映画では赤松社長と沢田の二人が主軸で物語が進んでいったので、高橋一生さんの淡々とした正義感が変に場面転換を意識せずに済んだのでスッキリ収まったのかな。

 

初めの事故、中盤にかけて、お?なんとかなるかも?って思わせといてのジェットコースター的絶望感。最後どうなるんだろうって思いながら(流石にホープ自動車全面勝利にはならないと思ってましたけど)見てました。 

最後は駆け足感がすごかったので、2時間では尺が足らなかったのかもしれません。wowowでやってたドラマ版も高い評価を得ているので、次はそっちも見てみようと思います。

ちなみに、ネットでは中小企業や運送会社で働く方からの評価がすこぶる良いですが、私は大企業で働く人にこそ見ていただきたい映画だと思います。ディーンフジオカもムロツヨシもなんだかんだ熱いぜ!

 

 

 

最後に、おじさんから一つだけお願いがございます。

どうか、ディーン・フジオカさんと高橋一生さんを一緒にキャスティングしないでください。脳が混乱する。

 

 

 

 

記事の最初でも書きましたが、アマゾンプライムビデオでは今のところ登録から30日間は無料で見ることができます。もちろん他の邦画、洋画、アニメ、お笑いも見放題です。

興味がある方はぜひどうぞ。

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おわり