画像引用:東宝オフィシャルサイト
こんにちは、ナシタロウです。
昨日、映画『亜人』の実写版を見てきましたよー
僕は漫画全巻読んでから行ったけど、けっこう面白かったです!
(主演が佐藤健ということで見に行きました。男だけど佐藤健のファンなのです)
漫画を読んだことがない彼女と一緒に見に行ったんだけど、「黒い幽霊」に関してだけ全く意味がわからなかったみたい。
まあ、あれはしょうがないかな…僕も未だによくわかってないし
と、言うわけで激しくネタバレにならない程度に感想を書いていきます。
今回の映画は、
- 亜人研究所での佐藤襲撃
- 佐藤のvs.SAT戦
- vs.佐藤陣営とのビル戦
がメインのアクション主体の構成になってました。 佐藤のアクションシーンが多めですね。
原作的には単行本の1巻がほぼ端折られて、2巻~9巻までって感じです!
偉そうに評価するなら10点満点中、7点くらい?
新参からしたら若干の置いてけぼり感はありつつ、上手にまとまっていたんじゃないでしょうか。
キャスト、良いんじゃないでしょうか
画像引用:
『亜人』追加キャスト 綾野剛、玉山鉄二、城田優、千葉雄大、川栄李奈、山田裕貴、浜辺美波が決定!|ニュース|映画情報のぴあ映画生活(1ページ)
メインキャストはこんな感じ
- 永井 圭(主人公) - 佐藤 健
- 佐藤 - 綾野 剛
- 戸崎 - 玉山 鉄二
下にも書きますが、永井 圭は高校生ではなく、研修医という設定になっているので全然違和感なく見れました。
他の俳優さんも役にあっていていい感じだと思います。
永井 圭の妹、永井 慧理子を演じてた浜辺 美波(はまべ みなみ)ちゃんがメチャンコ可愛かったで!(上の画像の左下です!)
彼女が下村 泉(演:川栄 李奈)見て「この人、ムチムチしてる」って言ってましたけど大丈夫、原作でもムッチムチだよ。
あと田中(演:城田 優)のこと「カッコいい」って言ってたけど、原作見たらガッカリしそう。
設定の変更が最小限で良い
永井 圭が医者を目指している高校生ではなく、既に研修医となっています。
これは見た瞬間「わかってるな!」って思いました。さすがに佐藤健でももう高校生役は無理だろうから笑
役者が演じるのに違和感のない設定に変えたのはすごく良かったです。
世の中にはバグズ2号の乗組員が全員日本人だったり、錬金術師が全員日本人だったりする映画もあるんで…ハガレン!公開されたら見にいくでぇ~!!
ただ、佐藤が亜人研究所で拷問(人体実験)を受けていたという設定になっていて、それがビル襲撃の動機の一因になっているのは個人的に少しもやっとしました。
僕の中の佐藤のイメージはもっと根っからのスリル狂なので、恨みつらみがあると普通の人が狂った人を演じてるようななんちゃってサイコパスみたいな浅い感じを受けました。
でも2時間の限られた時間の中で動機づけするならしょうがないのかなーとも思ってみたり。
ヒカキン「ぶんぶんハローYouTube~」
画像引用:HIKAKIN | UUUM(ウーム)
ヒカキンさん…何やってるんすか…
トップYouTuberのヒカキンさんが登場します!さすがっす!ぱねぇ!
この演出は自分は嫌いじゃないです。全然予想してなかったので、思わず吹き出しましたwww
他にもおしゃべり糞野郎とか色んな有名人がチョイ役、声の出演をしてるので、エンドロール見てると発見があってけっこう楽しいです。(見てるときは全然気づかない僕)
ストーリー、上手くまとまってる!~そして裸~
永井 圭が亜人研究所で人体実験されているところから始まり、佐藤の襲撃、逃亡、
佐藤の対SAT戦、佐藤とのビル戦で終わり
ストーリーはざっくりいうとこんな感じです。映画の冒頭で「亜人とは何か?」についてのナレーションがあるので、全く知らない人でもすっと世界観に入っていけるようにはなっています。
最初に書いた通り、余計な登場人物を省いて(海斗とか中野 攻は一切でてきません)アクションシーンが主体です。
IBMも説明はほぼ無し。亜人だけが出せる特別な能力くらいの説明しかありません。原作未読の人はスタンドみたいなもんだと思って見ててください。
漫画を読んでいない彼女はIBM(幽霊)の登場に若干戸惑っていましたが、尺の短い映画ではあれやこれや説明していられないのでまあ妥当かと。
ただ、IBM同士のバトルはすさまじいスピード感と迫力があります!僕は早すぎて目で追えず、ヤムチャとサイバイマンの戦いを見てる御飯みたいになってました。
ちなみにツイッターで亜人見た人が「裸、裸」つぶやいているけど(僕もつぶやいたけど)綾野剛の裸(上半身のみ)は物語中盤で見られます。
佐藤健の全裸(!)は一番最後しか出てこないので、それだけ見たい人は上映開始の100分後に席につけばOKでしょう。
パンフレットの裸が載ってると思って700円も出して買ったんですが、佐藤健の上半身裸がちっちゃいコマにちょびっと載ってるだけでした。ざんねん!
まとめるとファンでもそうじゃなくても割と面白い!
実写映画は叩かれることも多いですがこの『亜人』に関しては、
- キャスト 概ねOK(見る人によるけど)
- 設定 特に大きな違和感無し
- 演出 アクションメインで迫力満点
- ストーリー 上手くまとまっている
といった感じで漫画を読んでいる方もそうじゃない方も楽しめる内容だと思いました。
続編の制作が決まっている映画でもない限り、一旦は必ず完結させなくてはならない「映画」というジャンルの中でこの映画はかなり理想的な終わりかただと思います。
ラストの終わり方からして、続編は作ろうと思えば作れるしこれで終わりっていえば終わりの様な絶妙な終わりかた。
最後のハンチング帽が映るシーン…良いです
漫画の帯に「死ねばわかる」って書いてありますが、
この映画、「観ればわかる」!!
是非、映画館で見てみてください!
提供:RIZAP!!(ガチです)